配合飼料供給価格 1t当たり2000円値下げ
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JA全農は6月22日、2023(令和5)年7~9月期の配合飼料供給価格を4~6月に対して、全国全畜種総平均で1t当たり2000円値下げすると発表しました。
3期連続で値下げとなります。
配合飼料供給価格は昨年の7~9月期に過去最高となる1t当たり1万1400円値上げしました。
その後、10~12月期は据え置き、今年1~3月期から3期連続の値下げで計5000円値下げとなった。ただ、昨年の4~6月期に比べ、まだ6000円以上の高騰という状況です。
為替は3月下旬には130円台まで円高が進みましたが、4月末に日銀が金融緩和の維持を決めたことや、5月に発表された米国の各種経済指標が好調で日米金利差がさらに拡大する可能性があることなどから円安が進み、現在は140円前後となっています。
JA全農では飼料原料の産地価格は下がる傾向だですが、円安が進んでいるため「値下がり幅が抑えられている」としています。