バイオスティミュラント資材
バイオスティミュラントとは、
植物あるいは土壌に処理し、より良い生理状態を植物体にもたらす様々な物質や微生物、あるいはそれらの混在する資材です。
これらの資材は植物へのストレスを軽減することにより、植物が本来持っている能力を引き出し、健全さ、活力、収量と品質、収穫後の状態及び貯蔵などについて、良好な影響を与えるものです。
バイオスティミュラントの「微量ミネラル」についてご紹介していきます。
作物は様々な栄養素を吸収して生育しています。
作物体内に存在する栄養素で、作物体内に0.1%以上含まれているものを多量要素といい、
窒素(N)、リン酸(P)、カリ(K)、苦土(Mg)、カルシウム(Ca)、硫黄(S)などがあります。
これに対し、作物の体内に存在する量が0.01%以下のものを微量要素といい、
鉄(Fe)、マンガン(Mg)、ホウ素(B)、亜鉛(Zn)、モリブデン(Mo)、銅(Cu)などが主なものです。
この微量要素が微量ミネラルと呼ばれるもので、主に作物体内の代謝を司る酵素の働きを助けて代謝を促進します。
また、土壌中のイオンバランスを是正してリン酸などの多量成分を吸収しやすくする働きによって作物の生育を促進します。このように、作物の生育には必要不可欠な栄養素であり、不足すると様々な障害が起こってきます。
作物は土壌中の微量ミネラルを吸収しますので、作物を収穫することによって土壌から微量ミネラルが失われていくことになります。
微量ミネラルは、土壌中に無尽蔵にあるわけではありませんので、失われたら土壌に補給してやる必要があります。
そこで、微量ミネラルを多く含むバイオスティミュラント資材が必要になるわけです。
Agri Base Clubの「MCM液」「MCM3肥料」は、
鉄、マグネシウム、カルシウム、カリウム、銅、 マンガン、亜鉛、ニッケル、塩素、硫黄、ホウ素、モリブデン、炭素、水素、酸素の16元素をバランスよく含んでいて、光合成量が増加したり、酸素の活性があがることによって生長量が増えたりするなどの影響が考えられるため、植物に必要なミネラルの強化剤です。
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